塩酸存在下での(水+エタノール)混合溶媒中の硫酸ナトリウムの溶解度。 Experimental measurements and modeling

硫酸ナトリウム(Na2SO4)の(水+エタノール)混合溶媒への溶解度を分析的重量法により測定した。 実験は298.15および308.15 Kで,低濃度(0.2-1.0 mの範囲)の塩酸の非存在下および存在下に行った。 実験条件(塩酸の濃度と温度)は、Na2SO4と塩酸を同時に得ることにつながる新しい反応性晶析工程に関連するものであった。 Na2SO4-(水+エタノール)のいくつかの結果は、文献にある実験データと比較され、手法の信頼性と再現性が確認された。 HClを含まない系と比較すると、308.15Kにおいて、(水+エタノール=0.05wt%)混合溶媒中のNa2SO4の溶解度は0.2m < HCl < 0.4 mの濃度範囲では減少し、HCl濃度が高くなると溶解度が増加した。 拡張UNIQUAC熱力学モデルの(エタノール-H+イオン)相互作用パラメータの値は公開文献に報告されていないものであった。 そのため、その新しいセットを調整した。 このモデルは、Na2SO4-(水+エタノール)-HCl固液相の挙動を正確に予測する優れた能力を有していることが示された

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