敗血症後の生活

重症の敗血症を生き延びた人の多くは、完全に回復して元の生活に戻る。 しかし、一部の人、特に既存の慢性疾患を持っていた人は、永久的な臓器障害を経験するかもしれません。

例えば、すでに腎臓に障害がある人は、敗血症によって腎不全になり、生涯にわたる透析が必要になる可能性があります。 敗血症の最も深刻な合併症を経験していない患者でも、敗血症に感染した結果、長期的な健康が損なわれたと感じることがあるかもしれません。

医師は、これが敗血症後症候群であることをますます認識しており、敗血症から回復した人々を悩ます一般的な問題は、敗血症後症候群と呼ばれています。

敗血症後症候群(PSS)とは何ですか?

敗血症後症候群は、敗血症を生き延びた人の最大50%が罹患する、身体的および/または長期的な影響について説明しています。

敗血症の長期的な影響には以下のようなものがあります。

  • 不眠症を含む睡眠障害
  • 悪夢、幻覚の経験。 フラッシュバックやパニック発作
  • 筋肉痛や関節痛がひどく、身体的な障害が残る
  • 極度の疲労感や倦怠感
  • 集中できない
  • 精神(認知)機能の低下
  • 自信や自己嫌悪の喪失

より重症の敗血症を患っている人、特に集中治療室で治療を受けている人は、敗血症後症候群になるリスクが最も高くなります。 また、重症敗血症を生き延びた高齢者は、他の病気の治療を受けた同年齢の人よりも、長期的な認知障害や身体的問題のリスクが高くなります。

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ご参照下さい。 ASN Life After Sepsis (v1.0) 25092020

敗血症生存者、その友人、家族、介護者、遺族が敗血症後の困難な時期を乗り越えられるよう、情報やガイダンスを提供するオーストラリアの新しいリソースが利用可能になりました。

このガイドは早期退院計画への情報、生存者への回復へのアドバイス、敗血症サポートグループとのつながりを促進、遺族の悲しみや嘆きの中での支援、を目指したものです。 このようなサポートを提供する上で、敗血症の生きた経験の価値を過小評価することはできない

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