WSLの正式名称はWindows Subsystem for Linuxです。 Windows 10上に本格的なLinux環境をインストールして実行できる、Windows 10の機能です。 ここでWindowsは、仮想化の技術を一切使いませんでした。 その代わり、MicrosoftはWindows上でLinuxのバイナリを実行する方法(WSL)を構築しました。 だから、高速で、実行に多くのメモリを必要としません。 今回は、Windows WSLを使用してWindows 10にUbuntuをインストールする方法を紹介します。 さっそく始めてみましょう!
まず、Windows 10でWSLを有効にする必要があります。 実に簡単です。 まず、スタートメニューから「設定」アプリを開きます。
ここで、「アプリ」をクリックします。
ここで、アプリ & 機能タブで、以下のスクリーンショットでマークした「プログラム」および「機能」をクリックしてください。
次に、下のスクリーンショットに示されるように、「プログラムと機能」から「Windows の機能をオンまたはオフに切り替える」をクリックします。
ここで、以下のスクリーンショットのように、Linux用のWindows Subsystemにチェックを入れてOKをクリックします。
Now, Restart nowにクリックしてください。 Windows 10が再起動するはずです。
Windows10にUbuntuをインストールして設定する WSL:
コンピューターが起動したら、下のスクリーンショットに示すようにスタートメニューからMicrosoft Storeを開きます。
ここでubuntuを検索してください。 下のスクリーンショットのように、Ubuntu 16.04 LTSまたはUbuntu 18.04 LTSをインストールすることができます。
今回はUbuntu 16.04 LTSをインストールすることにします。 そこで、クリックしました。 では、下のスクリーンショットでマークされている「入手」をクリックして、Ubuntuをインストールします。
このように、MicrosoftストアからUbuntuがインストールされていることが分かります。
しばらくすると、Ubuntuがインストールされます。
では、以下のスクリーンショットにあるようにスタートメニューからUbuntuを起動しましょう。
初めてWindows 10でUbuntuを実行するので、設定を行う必要があります。 <Enter> を押して続行します。
さて、Ubuntuでユーザーアカウントを作成する必要があります。 ユーザー名を入力し、<Enter>を押します。
さて、選んだユーザー名に新しいパスワードを入力して<Enter>を押します。
ここで、パスワードを再度入力して、<Enter>を押します。
Ubuntuの新しいユーザーが作成されたはずです。
さて、ここで任意のUbuntu Linuxコマンドを実行することが可能です。 lsb_release -a コマンドを実行したところ、下のスクリーンショットにあるように、WSL を通して Windows 10 上で Ubuntu 16.04.5 LTS を実行していることが確認できました。
Ubuntu WSL 版は、以下のスクリーンショットにあるように Linux カーネルのカスタム バージョンを使用しています。
exitコマンドでいつものように bash から終了してもよいでしょう。
初期設定を行うと、Ubuntuアプリを実行するたびに、以下のスクリーンショットのようなbashコンソールが表示されるようになります。
ご覧のように、Ubuntuのフリーコマンドも動作します。
Ubuntu パッケージをインストール:
ここでUbuntuパッケージも同様にインストールすることが可能です。 一般的な apt および apt-get コマンドが使用できます。 例えば、このバージョンのUbuntuにhtopパッケージをインストールして、何が起こるか見てみましょう。 まず、Ubuntu アプリを開き、次のコマンドを実行して APT パッケージ リポジトリ キャッシュを更新します:
ご覧のように、APT パッケージ リポジトリ キャッシュは更新されています。
ここで、次のコマンドで htop をインストールします:
このように htop はインストールされます。
さて、コマンドで htop を実行します:
このように、htop は起動していることが確認できます。
以上、WSLを介してWindows 10にUbuntuをインストールし使用する方法について説明しました。 本記事をお読みいただきありがとうございました
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