甲状腺機能亢進症の合併症

甲状腺機能亢進症が治療されないとどうなるか

文:Kresimira (Mira) Milas MD
Reviewed by Daesman N. Suri MD

治療されないと、主に心臓に関する重い合併症を引き起こす可能性があります。 甲状腺機能亢進症があると、ある意味で体が常にオーバードライブで動いているようなもので、それが心臓に大きな影響を与えることがあるのです。

コントロールされていない甲状腺機能亢進症で考えられる心臓関連の合併症はいくつかあります。

  • 不整脈(心房細動などの異常な心拍)
  • 心拡張(心腔の大きさが大きくなること。 甲状腺機能亢進症を治療しないと、骨粗しょう症になる危険もあります。 コントロールされていない甲状腺機能亢進症によって、体がカルシウムとリン酸を骨から引き抜き、カルシウムとリンを(尿や便を通して)過剰に排泄するため、骨密度が徐々に失われていくことがあるのです。 健康な骨を維持するためにはカルシウムとリンが必要なので、骨がそれらのミネラルを十分に吸収していなかったり、失う速度が速かったりすると、骨密度が低くなる可能性があります。 また、甲状腺の手術後は、体が一時的にカルシウムを欲しがるようになることがあります。 最終的には、骨粗しょう症になるかもしれません。つまり、骨がそれほど強くなく、骨折しやすくなるということです。

    甲状腺機能亢進症の症状(症状へのリンク)のいくつかが影響していると思われる場合は、未治療の甲状腺機能亢進症による合併症を最小限に抑えるために医師に話してください

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