喉頭のどこにがんがあるかによって、症状が異なります。
喉頭がんの最も一般的な症状は、嗄声(させい)などの声に関する変化です。 声の変化は、がんが声帯(声門)に影響を及ぼしている初期の徴候である可能性があります。 声の変化に気づいたら、かかりつけの医師を受診してください。 3~4週間声が枯れていない場合は、かかりつけの医師に病院を紹介してもらい、検査を受けてください。
最初に気づく症状は、のどや首のしこりであることもあります。 また、噛んだり飲み込んだりするときに、不快感や痛みがある場合もあります。 これらの症状は、がんが声帯の上部に発生した場合によくみられます。 これは喉頭上皮がんと呼ばれます。
その他、あまり一般的ではない症状としては、息苦しさを感じたり、咳が止まらなくなったりすることがあります。 これは、がんが声帯の下の気管に近い部分(声門下)にできた場合に起こります。 しかし、これは非常にまれです。
上記のような症状がある場合は、かかりつけの医師に伝えてください。 他の疾患が症状を引き起こしている可能性もありますが、検査を受けることが重要です。